メッセージ7 体験の学び

過去の体験や記憶は年齢とともに衰えているはずだが
不思議なことに神秘体験だけは、何歳になっても昨日の
ことのように鮮明に覚えている。

人はこの世に生まれ、生き、確実に死を迎えることは誰でも
知っている。

しかし、自分自身の死については考えたくないのが普通である。

私も臨死体験を経験するまでは、自分の死について深く考えたことはなかった。

突然起きた臨死体験からの学びは大きく、私の人生を根底から変えてしまった。

本当の自分は誰なのか?

人生の使命は何であるのか?

今の生き方やありかたはこれでいいのか?

自分自身について何も知らなかった。

全体(自然や宇宙)との繋がりも知らず、自分の価値を証明するために何かをしたり、自分を満たすために思考や感情に使われていた。

本当の自分を生きていなかった。だから苦しかったのだ。
自分自身を感じていなかったのだ。

知っているつもりのことも、ほとんどがひとりよがりの思い込みだったことを知った。

「何も知らない」「知ったつもり」であることを知り、

学ぶことの喜びを教えられたのが臨死体験だった。