メッセージ27 思考の出入

自分の頭の中が澄みきった青空だとすると、『思考』は絶え間なく流れる雲のようなもの、
自然に頭の中に出たり入ったりしています。

その雲に『ポジティブなもの』と『ネガティブなもの』があると仮定します。
『ポジティブなもの』は人生にとって良いもの、明るいもの。

『ネガティブなもの』は、人生にとってダメなもの、暗いものといつの間にか決めつけています。

もし、あなたがポジティブな雲をつかめば、ビジョンにいかし
周りの幸せのために思考を使います。

反対にネガティブな雲をつかんだら、辛い気持ちになり
出来事の起きた理由(あるいは犯人)を探し出します。
あの人のせい・・・あるいは自分のせい・・・という妄想を膨らませ攻撃が始まるのです。

また、過去をふり返り、『出来た事』と『出来なかった事』を頭の中で振り分け
自分を責める・・・という思考回路にはまることもあります。

人生にとって良いもの、悪いもの、という判断は誰がしているのでしょう?

大切なのは、瞬間、瞬間、選択している自分を観ることです。

どんな雲(思考)を選んでいるのかに気付くことです。
それが本来の責任と義務です。